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中学2年生で涙が枯れた話。

日記

 

子どもの頃はとにかく泣き虫だった。

いろんなことですぐに泣いていた。

 

とても負けず嫌いで

TVゲームのスマブラで同級生の間では

ほとんど負けたことなかったけれど、

兄の友達と対戦したら

ボコボコにされて泣き喚いた。

あのときは猛烈に悔しかったんだと思う。

 

泣いたよ。

 

友達からちょっかいを出されたら

すぐに怒って泣いていた。

怒りっぽい子にイタズラをしてからかうのは

子どもがやりそうなことだ。

その標的になっていたんだと思う。

 

泣いちゃってたよ。

 

他にも、親と出かけてるときに

迷子になってしまって泣いたり、

自転車で派手に転んでしまって泣いたり、

いろんなことでよく泣いていた。

 

子どもが泣く理由は怒りや不安、寂しさが

胸の中でいっぱいになったら

涙が溢れ出してしまうのだと思う。

ぼくは怒りや悲しみがすぐに

涙として出てしまう子どもだった。

  

そんなぼくの子ども時代だったけれど、

とあるキッカケで泣くことが一切なくなった。

不思議なことだけれど、

その日を境に涙を流すことはなくなった。

 

 

 

 

仲良くしていたインターネット上の知人に

めちゃくちゃ怒られたことがあった。

 

2005年頃、ぼくが中2のときに

とあるインターネットのコミュニティに

参加していた。

 

その趣味を好きな人同士で交流をするサイトだ。

当時はSNSではなく、

それぞれ個人サイトを持っていて、

掲示板を活用して交流したり、

チャットで話をして盛り上がっていた。

 

そこに小学5年生の頃から参加していて、

それなりに仲良くしてくれる方がいた。

名前も顔も年齢もほとんど知らなかったけれど、

たのしく交流をしていた。

 

そんなインターネットの交流で、

ぼくがとある人に失礼なことをしてしまった。

その人は、失礼なぼくに対して

とても怒ってくれた。

今思えば、見知らぬ中学生の子どもに

ちゃんと怒るというのが

どれだけやさしい行為だったかというのがわかる。

インターネット上の他人に対して失礼だったぼくを

しっかりと怒ってくれたその人に、

とても感謝しています。

 

 

 

 

そして、ぼくの中で

「ちゃんとしよう」という思いが芽生えた。

いろんなことが起きても

気持ちが落ち着くようになった。

 

イタズラをされてもあからさまに

怒ったりすることもなくなった。

そうすると、周りもぼくに対して

自然とイタズラをしなくなっていった。

どれだけ悔しくても、泣くことはなくなった。

負けず嫌いの感情はまだまだあるけれど、

負けて落ち込んでも気持ちを

「泣く」以外の行為で

切り替えられるようになってきた。

 

悲しいことやつらいことがあっても、

「泣く」以外の方法で

気持ちの整理をつけられるようになった。

自分の身を守るためにも、

負の感情を表に出すということを

今までよりは控えるようになっていった。

 

そして、

中学2年生から10年間、

ぼくの涙は枯れていた。

 

(「中学2年生で枯れた涙を取り戻した話」につづきます。)