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見知らぬオッサンと青空の下で全裸になって語りあった24歳の昼。

旅行記

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いや、ホモとかそういう話ではないんですけどね。

大分県に来ています。ひとり旅です。2泊3日です。立ち寄り湯だらけです。少し行けばすぐに温泉です。

温泉に入るとだいたいオッサンがひとりで湯船に浸かってます。

なんというか、そんなにコミュ力があるわけではないんですけど、ひとり旅で話し相手がまったくいないので、湯船にいるハゲかけのオッサンと話したくなります。

こういうときのオッサンにはとても話しやすいです。

だって全裸だから。

お互いに全裸だと守るものは一切ありません。丸腰です。全裸だから恐れおののく必要はありません。だって全裸だから。

そして、さらに話しやすくなる要素があります。

それは、露天風呂です。青空の下で全裸です。開放された空間で全裸で会うという時点でお互いの心は開放されています。

これはもう、見知らぬオッサンと話すしかありません。

いろいろな話をしました。

「仕事のやり方」

「キャンプにハマっている」

「日本の年金制度について」

「老後の趣味は何がいいか」

「良い宿はどこか」

「オッサンのすべらない話」

「ソープには行っとけ」

他愛もない話を永遠としていました。なんだかよくわからないけど、楽しかった。

24歳の僕が交流のある60〜70歳ぐらいの方といえば、気を使わなければいけない仕事の上司だったり、昔から知っている親戚だったり、そんな相手ばかりです。

でも、見知らぬ青空の下で全裸になって語りあったオッサンは、昔からの友達のような感じがしました。それぐらい、打ち解けて話していました。

やがて、のぼせるぐらいまで話して、露天風呂からあがります。

そのときの挨拶は、どのオッサンも「じゃあ、また。」という言葉でした。

なぜだかわからないけど、またどこかで会う気がするのだと思います。友達みたいに。

実際はもう、二度と会うことはないんだろうけど、「大分県の温泉で出会った友達のオッサン」として、何年経っても思い出に残っていると思います。

「旅は一期一会」という古いコトバがあるけれど、本当にそうだなと実感をしたひとり旅でした。